安全系:脅威検知サービス


目に見えない脅威からの身の安全確保!


背景


特殊詐欺


 不特定多数の者から現金等をだまし取る特殊詐欺被害が大きな社会問題となっています。高齢者に対するオレオレ詐欺だけではなく預貯金詐欺や還付金詐欺等の被害も発生しています。

 日常生活で脅威に遭遇した際には、自助の精神を発揮して何事にも注意深く対処することが必要不可欠ですが、特殊詐欺の巧妙な手口により被害が続出しています。


 

 

 

 

<安全性:基本機能>

脅威検知サービス

・脅威を察知して速やかに注意喚起

特殊詐欺対策



アポ電強盗・詐欺


 最近、アポ電強盗が多発し大きな社会問題になっています。アポ電強盗は、アポ(アポイントメント)電での情報収集後に、突然、家に押し入って金品を強奪したり強盗殺人に至るケースもある非常に凶悪な犯罪です。具体的には、空き巣強盗と異なり、手っ取り早く住人から現金や貴金属等の在り場所を聞き出し確実に金品を強奪するために、住人所在時を狙って自宅に訪れます。

 アポ電強盗の犯人達は特殊詐欺グループの一員です。単独犯よりも役割分担したグループで犯行に及びます。複数の強盗犯からの暴力を受ければ身の安全を保つことはできなくなり、自分の命と引き換えに金品を差し出すことになります。


 <安全系・拡張機能>

脅威検知サービス

・アポ電脅威検出

・応対時脅威検出

アポ電強盗・詐欺対策



ストーカー


 つきまとい行為(Stalkingに対して、ストーカー行為等の規制等に関する法律2000平成12年)524日)を基に地方公共団体でもストーカー行為を刑事罰に規定した迷惑防止条例制定しています。ストーカー関連事案の発生数は、2021年度約2万件(警察庁)で例年とほぼ同数となっており、減少する兆しは全く見えてません。

 付き纏いや待ち伏せ、面会や交際要求、無言電話や連続電話やメール等のストーカー行為を受けた場合は、被害者は加害者との面識の有無に関わらず、第1段階として自助の精神を発揮して自分の5感(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚)のセンシング情報を活用して身の安全を確保することが必要不可欠です。また、自分だけで解決できない場合は、第2段階として警察に相談し、加害者への警告や禁止命令や緊急警報装置貸与等の共助体制を組んで連携して対処することが必須となります。

 

尚、最新のスマホには、音声による110番通報でなく、自分の位置や文字や画像で警察に緊急SOSとして通報できる機能が搭載されています。基本的には、脅威に遭遇した後に使用するため、ストーカー行為のような遭遇した事実が不明な目に見えない脅威に対しては効果がありません。

 

<最新事案>。

 2023116日 福岡市博多区の博多駅近くで女性が男に刺され、殺害された事件が発生しました。加害者は、元交際相手の31歳の男で、被害者は、去年10月以降「別れを告げても納得しない」、「職場に来たり、相手からの着信がある」と警察に相談していました。警察は、加害者には去年11月にストーカー規制法に基づき、禁止命令』を出し、また、被害者には緊急通報装置を貸与したり自宅周辺をパトロールする等の「必要な措置は講じていた」としています。

 事件発生時には、緊急通報装置作動は無く、加害者逮捕の決め手は犯行現場に残した傘の指紋と近傍に設置されていた


 

 

 

 

<安全性:拡張機能>

脅威検知サービス

・認知能力の向上

ストーカー対策



  写真をクリックすると各アプリの詳細紹介へジャンプします。


開発状況


技術



 脅威検知サービスの各アプリは、AI、 BT、感情認識の3つの技術領域の要素技術で構築され、開発状況は下記の通りです。

 

AI技術領域

 ・特殊詐欺アプリのスマホ用脅威認識エンジンは既に開発済

 ・特殊詐欺アプリのオプションサービス用辞書DBの作成が必要

 ・アポ電強盗・詐欺用アプリ用辞書DBの作成が必要

 ・ストーカーアプリのストーカー認識技術の新規開発が必要

 

BT技術領域

 ・各アプリともペアリング、音声転送、データ転送のBTの基本機能を利用

 ・特殊詐欺アプリのオプションサービス用の固定電話とスマホ間の音声転送装置は試作済

 

感情認識技術領域

 ・心の拠り所サービス用に開発した心象メモアプリを併用します。