スマホ社会の日本では、全てのモノ(者、物)がインターネットで繋がるIoT(Internet of Things)時代を迎え、スマホの利便性は広く認知され日常生活の必須アイテムになっています。
スマホは、現実空間で我々が携帯するデバイスであり、公衆系の5G/4G移動体通信システムや自営系のWiFiやBT(Bluetooth)等のワイヤレスネットワークを介して仮想空間のクラウドネットワーク上に設置された情報処理サーバにいつでも・どこでもインターネットアクセス可能です。
最近のスマホは、各種AI利用型サービスのポータルデバイスとなっています。CPS利用環境下でのモバイルユーザとAI間のデータ連携により、個々のモバイルユーザのニーズにマッチしたサービスも徐々に提供されています。
具体的には、スマホが外部から受信した音声や静止画や動画やメール等のマルチメディア情報に加えてスマホ搭載のマイクロホンやカメラから収集したセンシング情報を仮想空間に転送し、マルチモーダル情報としてAI技術を利用したビックデータ処理を施し、ある程度の精度で自分の周辺状況の認知や判断が可能なっています。
我々の日常生活では、新たな事案(インシデント)が発生した場合に、基本的には以下の3つの知的活動プロセスで順次対処します。
1.認知
・自分の周辺状況を5感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を駆使してセンシング
・そのセンシング情報に元に脳内で状況を把握(知覚)
2.判断
・次に取るべき複数の実行案から最適な実行案を思考・選択(意思決定)
3.行動
・最適実行案の手順に従い、身体各器官(手足、目や口、心臓、肺)を制御して動作
大半のインシデントは、経験の積み重ねにより適切に対処できますが、中には問題が発生するケースも存在します。その原因の一つは、初期段階での認知・判断に係る人為的ミスと考えられます。
スマホを利用するモバイルユーザの要求(顧客ニーズ)の一つは、
・的確な認知・判断による人為的ミスの低減
です。
当社(玄人ネットワーク株式会社)は、マーケットイン・プロダクトアウトの観点から、IoS時代にマッチしたビジネスソリューションとしてスマホOne Stopサービスに絞込みました。
日常の知的活動プロセスにおいて、顧客ニーズが高いのは認知プロセスと判断プロセスの改善です。
スマホOne Stopサービスの開発では、CPS利用環境下でのAI技術の適用を前提に、顧客の認知・判断能力向上に繋がるスマホ用支援アプリの開発に最注力します。
スマホOne Stopサービス
=CPS×スマホ×AI利用型認知・判断技術
スマホOne Stopサービスにより、人為的ミスが低減されれば、モバイルユーザの行動プロセスの改善が残存課題となります。
一般に、人の行動を外部から直接制御することはほぼ不可能ですが、スマホを介したエキスパートのノウハウ情報や注意喚起情報を適時提供することにより行動の最適性の向上が期待できます。その結果、顧客の抱える課題や問題に対する、より効率的かつ効果的なソリューションに繋がる可能性が増大します。
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